国立循環器病研究センター

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センターについて 理事長からのご挨拶

理事長 橋本 信夫
理事長 橋本 信夫

国立循環器病研究センターは、1977年の設立以来、ナショナルセンターとして大きな役割を果たしてまいりました。2010年4月1日より独立行政法人国立循環器病研究センター(国循)として改組し、循環器疾患の最先端の医療と研究をさらに力強く展開させていきます。

国循の大きな特徴に、病院と研究所の一体化があります。臨床現場の課題を研究に、研究成果を臨床に直結できることが強みであり、この中で多くの成果と人材を生み出してきました。今後も循環器疾患の臨床と研究の先導的役割を果たすとともに、国内外のさまざまな組織との連携を一層推進し、国循で発見された生理活性物質や世界最先端の人工心臓をはじめとする多くの研究成果をすみやかに臨床応用するための機能強化を図ってまいります。

世界の主要施設では心臓血管センターと脳卒中センターは分かれています。しかし、国循は、心臓血管と脳血管部門が併設されていて、それぞれが連携して最先端の医療を提供しており、その点が国循のもうひとつの大きな特徴です。多くの心臓病の患者さんには脳卒中の危険があり、脳卒中の患者さんには心臓や他の血管の病気の危険があるなど両者には多くの共通項と関連があります。この世界でも稀な高度専門領域の併設は治療を受ける患者さんにとって大きな福音であり、医療者の育成や研究における有用性ははかり知れません。国循が世界の最高水準の循環器医療を提供する環境は整っています。

心筋梗塞や脳卒中などの循環器疾患は時間との戦いです。循環器疾患の急性期医療を積極的におこなっていくなかで、新たな治療法の開発や救急医療体制の整備などを推進していきます。心臓移植やもやもや病など高度な専門医療分野では全国から患者さんを受け入れ、国内外での指導的役割を果たしてまいりましたが、これら先端医療における一層の発展に尽くしてまいります。また、急性期疾患だけでなく、慢性期疾患、あるいは生活習慣病を扱うなかで時代に即した標準的医療を提示してゆくことも重要な任務です。長期的な取り組みとして、都市部住民の20年以上の大規模追跡調査などを行ってきましたが、このような市民の皆様のご協力と地道な努力の積み重ねによってはじめて科学的根拠を持った病気の予防や健康のための提言が可能になるということもご理解いただきたいと思います。

国循では、循環器疾患について、このように多面的に、かつ重層的にアプローチしてまいりましたが、循環器疾患の究明と克服に向けて職員一同なお一層の前進をはかってまいります。

皆様のご理解とご支援をお願い致します。

理事長 橋本 信夫

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国立循環器病研究センター:〒565-8565 大阪府吹田市藤白台5丁目7番1号 電話:06-6833-5012(代
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